飲食用語について(前編)
毎日たくさんの人と関わっている全国の飲食従事者の皆樣。お疲れ様です。
今回は飲食用語を紹介していきます。
はじめに
このテーマ、前から私個人用としても書いてみたいテーマでした。よく現場で新人の子にベテランが「バッシングお願い」と声掛けて新人が「え?」みたいな顔できょとんとする場面がちょくちょく見られます。
飲食に関わらず、どの業種も専門の用語があると思います。その業種に精通している方ですと当たり前の言葉でも、新人には意味が通じない事がほとんどです。
逆に新人の立場だったとしましょう。
意味も分からない言葉を発するベテランに対して、どう質問していいのか悩んだと思います。私はそれで悩みました(笑)
私みたく悩んでる方に、少しでもお役に立てる感じで書いていこうと思います。
場所に関しての用語
店舗によって様々な呼び方があると思います。
私自身経験内の説明なのであくまで参考程度にお願いします。
・バックルーム
スタッフの休憩や着替え、社員のちょっとした事務作業等行う部屋。
別名スタッフ―ルーム
・デシャップ
厨房からお客様に料理を提供する前に一旦料理を置く場所。この場所に料理が運ばれたら、ホールのスタッフを呼び最終確認してお客様に提供します。
またポジション(担当する場所)の呼び名としても使用します。デシャップの仕事内容は、厨房から料理が台に運ばれたら料理を確認後ホールスタッフを呼び、持っていくテーブルを指示してそのスタッフに料理を渡す作業です。厨房・ホールの中間で挟まれる事が多く大変きつい仕事だった記憶があります。
・パントリー
厨房やホールの器材・備品などを保管するプチ倉庫な感じです。あまり従業員が来ない場所でもあるので、暇な時は何かと理由を付けてこの場所に訪れていました。
・チャンバー
業務用の大きな冷蔵・冷凍庫です。人一人余裕で入れます。閉じ込められても大丈夫?と心配になると思いますが、中から開けれるようになっているので大丈夫です。
・ウォッシャー(ディッシャー)
洗い場の事ですね。ある店舗だとディッシャーと言っていましたが、本来ディッシャーとはアイスをすくう道具を指す言葉ですが。。。
什器・備品に関しての用語
・ソーサー
昔ながらの喫茶店でコーヒカップーの下にあるお皿、または食事に使用するお皿等を指します。お洒落なものが多いですが、昔ソーサー本来の用途はカップやグラスの飲料をソーサーに移し、それを飲んでいたそうです。
・タンブラー
ドリンク用のグラスを指します。この呼称も店舗でまちまちで使ったり使わなかったりしてる感じです。6oz(グラス小) 12oz(グラス大)などの呼び方がありましたが、はっきりとした決まりがないような気がします。
・シルバー
フォークやナイフ、スプーン。ホットコーヒー用のブレンドスプーン等の備品の総称として使われます。
「カレーのシルバー用意して」と指示を受けたら、スプーン・サラダ用フォークを準備する感じです。
ちなみにブレンドスプーンは本数が徐々に減ってきますが、その原因が何かわかりますか?
最後に
今回は、ここまでにします。書き出してみると意外と専門用語って多いんだなと改めて思いました。
ここまで読んで頂きありがとうございます。皆様に少しでもお役に立てれたら幸いです。
では、次回また会いましょう。