飲食用語について(後編)
毎日たくさんの人と関わっている全国の飲食従事者の皆樣。お疲れ様です。
今回は前回に引き続き飲食用語を紹介していきます。
備品に関しての用語
・トレー
お盆の事です。トレーを初めて扱う時、最初は上手く持つことが出来ない事が多いです。普段使用しな道具なので当たり前ではありますが。。。
まぁトレーと使えるかどうかが、飲食未経験と初心者の判断基準だったりします。
・カスターセット
お客様のテーブルにある醤油・胡椒・塩等の一式を指します。椅子やカスターは元に戻してとテーブルの下げ物をする時に注意された人も多いはず。
・オーガナイザー
セルフサービスの店舗を利用しコーヒー等を注文受け取り後、お好みでミルク・砂糖を取りに行くと思いますが、その場所にある食材一式を指します。飲食でドリンクの原価がずれる場合、オーガナイザーの未使用により原価と棚卸に値に差異がでています。と良く逃げていました(笑)
・ダスター
テーブルや椅子などを拭く布巾の事です。ダスターは、代表的なものだと赤や緑を思い浮かべる人が多いと思いますが、例えば店舗ルールで
- 赤ダスター:テーブル
- 緑ダスター:椅子
と分けて使われているケースが多いようです。
最近はコロナの影響で
アルコール吹きかけ→ダスター空拭き→濡れたダスターで拭く→椅子を拭く
みたくひと手間増えたのが辛いですよね。時代の流れだと片づけたらそれまでですが。。。
・オープナー
栓抜きの事です。私は最近知った言葉ですね。ホテル業等、瓶物の商品を扱う業態では当たり前の言葉なのでしょうか?
・クロス
テーブルの上に被せてある布の事です。最近のクロス?は油を弾きますので、
醤油をこぼしても拭き取ればシミも残らない優れものです。
作業指示に関しての用語
・バッシング
お客様がお帰りになられた後のテーブルの片づけですね。〇〇テーブル、バッシングと指示を受けた人も多いはずです。
余談ですが、バッシングを行っている最中、新規のお客様が来店され何故かバッシングしているテーブルに座ろうとするお客様が多々います。周りのテーブルが空いているのにも関わらず。。。
私はそのような場面に出くわしたら付加価値が付いているからこのテーブルに座ろうとするんだ。と思い急いで片づけを行っています(笑)
人って 自分の為だけに人が動く事は、優越に浸れる と思うんですよ。きっとそれもそんな効果が出ていると考えながら 笑顔で少々お待ちください を連呼しています。
・サジェスト
おすすめの事ですね。例えば、アルコールを扱う場所ならお酒のお替りをおすすめしたり、食事メインのお店なら食事+α(デザートやセット、アフタードリンク)等を進める事を指します。
営業トークがある程度必要で、嫌がる人は多いですが慣れたら面白いと感じますよ。
物を売らないといけない時代と周りも騒いでますし、自分の成長の糧としてトライするのもありかもしれません。
最後に
前編後編と2回に分けて飲食用語を解説していきました。
仕事中 これ何だったかな? と思った時に少しでもお役に立てたら幸いです。
今回もここまでお付き合いして頂き、ありがとうございます。
次回も宜しくお願いいたします。