接客(飲食店)する上心掛けていた事 -期待しない-
毎日たくさんの人と関わっている全国の飲食従事者の皆樣。
お疲れ様です。
前回、接客(飲食店)する上心掛けていた事 -厨房前置き編-で箇条書きした
とりあえず期待しないについて書いていきますね。
そもそも何故にそのような考え方になったのか?
そもそもこの考えの発端ですが約15年位前、当時働いていた店舗の先輩がものすごく仕事が出来なかったんですよ。シフトでもその人とNGを出す人もいて、自然と私と組む機会が増えてきました。
シフトは朝6:30~15:00迄(オープン7時)オープン後、9:00迄はその先輩と2人でホールを回していました。
最初は本当お互い辛かったと思います。9時までの仕事が終わらない、その先輩のミスでのクレーム処理等、おまけにその先輩ともぎくしゃくして本当に苛立ちしかありませんでした。
当時はその事で悩んでいましたよ。自答自問の繰り返しで「なんでこんなにイライラするのか」「そもそも人って急に成長できなくないか」等、考えた末、ある事に気付いたんです。
そもそも出来ない事は出来ない。なら出来る事やってもらおう
と、そこから期待しないと考え方を変えていきました。
とりあえず期待しない事
その考えで、先輩とどう仕事を一緒に行ったかと言うと、とりあえずその先輩が出来るラインを考え、それ沿うような指示を出すようにしました。※今考えるとその先輩の寛大な心に感謝ですね。当然出来れば先輩に感謝し、出来なくても指示をした私も反省する部分も出て、それを改善する為、次にどうするかを考えるようにしました。
それを繰り返すうちに、まぁ何とかその時間帯を2人でこなせるようになりました。
お互い成長できたかな?と今思えば良い思い出です。
つれづれと自分の経験談を話してますが、キレるやイライラする事は理想と現実のギャップの差を認識している事だと感じています。なら、その感情を表に出すよりは始めから理想と現実のラインを決め、理想に近づけるようにどうするか考える方が仕事のやり方だとアリだと思います。
自分の経験談だと他者を期待しないととれますが当然、自分自身にも置き換える事が出来ます。
よく何かを作業が終わった後「なんでアタシ(オレ)はこれくらいも出来ないんだ」と悲観的になる事ってありませんか?もしその作業を行う前に「これくらいが妥当かな」と現実的なラインを引けば、そのライン以上の事が出来たら嬉しくなると思いますし、次のステップも踏み出しやすくなると思います
最後に
とりあえず期待しないの考え方、いかがだったでしょうか?
厨房シフトで忙しくイライラしてキレてばかりの人、とりあえず期待しない事を実践してみてください。違う視点で物事を見れ、もしかしたら別の問題がみつかるかもしれませんよ。
ここまで、読んで頂いた皆様にきっかけができたら幸いです。
では次回もよろしくお願いします。